事務職の海外就職、求人情報

こんにちは!海外の日系企業にて、現地採用日本人の面接担当をしているライです。

 

海外の日系企業にて日本人が働く場合、

「駐在員」と「現地採用」

という2分された待遇があるのは結構有名ですよね。

  • 「駐在員」は本社で採用されて、海外支社で一定期間駐在をして働く。
  • 「現地採用」は海外支社で、基本的にはその現地の国でずっと働く前提で現地で採用される。

という雇用形態の違いがあります。

 

一般的には、現地採用者はネガティブなイメージで見られることが多いですよね。海外で働いた経験も無いご年配の人達は特にマイナスのイメージで捉える人が多い気がします。

  • 駐在員は給与も良く、家賃手当や社用車貸与は当たり前。
  • 一方の現地採用は、日本で働くことと比較して給与も低く、家賃手当や社用車などは付かない極貧生活。
  • 現地採用は一向に昇進出来ず、駐在員の手足となって働くのみでフラストレーションが貯まる。

よくある現地採用に対するネガティブイメージはこんなところでしょうか?

 

実際、海外で働く事が駐在員ばかりだった昭和の時代ではそういうこともあったようです。バブル以前〜バブル期あたりのサラリーマンにとって、「海外で働く」はほぼイコール「駐在員」だったはずです。

しかし、昨今のように海外現地採用で就職する人が増えてきて、さらにそういう人材を求める企業が増えたため、こういった待遇差はだいぶ縮まっているのが現状です。

実際、私は海外で現地採用として働き始めて6年程経ちますが、数多くの駐在員と現地採用者を見てきてもそう思います。

海外現地採用の給料はもはや少なくない

他の記事でも述べていますが、昨今のシンガポール・タイ・インドネシアなどの東南アジア現地採用の 給与は日本と比較してもさほど遜色がない状況になっています。

第二新卒などの未経験での採用であっても、手取り15〜20万円くらいの給料が出るような求人は普通です。

2015年フィリピン・タイ就職は新卒・第二新卒(特に女性)が増加の記事でも書いていますが、

例えばタイでは現地採用の最低給与が17万円程度と規定されています。

一方の日本の大卒初任給の平均額は手取り185,000円程度です。

日本の大卒初任給と実はほとんど差がないんです。

 

物価やタクシーも安いので、家賃手当がなくてもプール付き高級マンションに住んで、

タクシーを多く乗ったとしても、東京などで手取り20〜25万円くらいで暮らすよりもよっぽどリッチな生活になります。

 

現地採用は出世出来ないのか?

これはもちろん企業やそこで働くマネジメント層にもよりますが、

海外支社では優秀な人材が非常に不足している現状では、

どうしても結果を残した人のポジションと報酬は上がらざるをえない状況です。

そうでないと優秀な人材はもっと良い待遇で転職されてしまいますから。

また、結果を出し続けるような人材に関しては、海外支社にとっても欠かせない人材となりますので、

本社が囲い込もうとするのは当然の流れで、現地採用から本社採用・駐在員に転籍するケースもあります。

海外進出は日系企業にとって生命線。現地採用者が進出の肝

老人ばかりになってしまう日本市場は縮小する一方です。日本の企業が生き残るためには、経済発展をしている海外に出る以外にもはや道が無いんです。(ただし老人のみをターゲットにした企業は別)

[2016年]最近の海外就職・東南アジア就職とはでも書いてますが、ここ数年で東南アジアへ進出した日系企業数はすごい勢いで伸びています。

昔のように東芝・日立・ソニー・シャープといったような日本を代表する大企業が、非常に高待遇でコストをかけて駐在員を送るような海外進出は既にありえなくなってきています。

だからこそ、企業にとって海外進出の成否は現地採用者にかかってきています。いかに優秀な現地採用者を採用して育てて活躍してもらうか、が海外進出をする日系企業の常識になってきています。

 

[2016年]最近の海外就職・東南アジア就職とは