あなたが海外就職に興味を持った理由はなんでしょうか?
既に現地で働いている方達(私自身も含めて)も以前は、あなたと同じように、人生について色々考え、悩み、1つ答えとして海外就職を選択しています。
そこで、東南アジアで就職をして現地で頑張っている方たちの話を聞いた中で、なぜ海外・東南アジアで働こうと思ったのか、よく聞く理由5つをまとめてみました。
(基本的には現地採用の方の意見となりますが、ご自分の意志で会社に駐在希望を出された方の意見も一部含めております。)
1.英語を使って仕事をしたい、出来るようになりたい
東南アジアで働く人には、もともと英語が堪能で、その英語力を活かして翻訳・通訳などの業務をしている方もいる一方で、英語力にまだまだ自身無いけど、世界で働けるようになるための第1ステップとして東南アジアを選択している人も沢山います。
例えば、シンガポール以外の国では、現地の人達もネイティブスピーカーではないため、こちらが喋れなくても優しくペースを合わせて会話してくれるので、そこまで高い英語力がなくても、仕事の場にも比較的馴染みやすいのが東南アジアの良いところです。
そんな東南アジアでまず就職をして、仕事の現場での実践英会話を通して、徐々に英語力をレベルを上げていき、英語でのビジネス経験を積み、ゆくゆくはシンガポール転職やオーストラリア・アメリカへの転職を狙うといった感じです。
ちなみに、現時点で英語に全く自身のない方でも「英語を使って仕事をしていく」ことを諦める必要はありません。
下記の記事で紹介しているような、基礎知識に特化したインプット・アウトプットを本気でやれば、1ヶ月程度で日常会話レベルを求める求人の面接突破は可能です。(実際に私がそうでした)
>>海外就職のための英会話!面接突破レベル英語を最短で身につける方法
2.グロバールにビジネスで活躍するためのキャリアアップを狙いたい
こちらは三井住友アセットマネジメントが発表している、各国ごとの2021年までの経済成長予想です。
ご覧のとおり、経済成長が大きく予想されている国のほとんどはアジア圏です。
さらに国連によるとアジアの人口は2011年から約22%増加し、2050年には約51.4億人になると予想されています。
経済急成長が続き人口も大きく伸びていく場所。
さらに他の先進国と比較して、まだまだ市場が未成熟。
だから新たなビジネスチャンスが沢山あるんです。
新しいビジネスが次々と産まれてくる場所で、その現地の人達と交わって仕事をして結果を出してきたというキャリアは、今後とても需要の高いスキルになります。
さらに、日本のサービスクオリティ・仕事のクオリティは世界でもトップレベルです。
日系企業で、現地スタッフをリードしながら、そのクオリティをアウトプットとして担保してきたというキャリアは、世界的にとても市場価値が高くなっていくでしょう。
そういったことから、日本の特に20代〜30代の方にとって、東南アジアでの就業経験はキャリアアップへの近道として捉えられ始めています。
3.ストレスフルな日本社会から抜け出したい
日本社会から抜け出したいという理由も結構多くあると思いますが、なぜ抜け出したいのかを深堀りすると幾つかに分類できます。
日本に将来性が見えない
これはもはや語るまでもないでしょうか。
4人に1人が高齢者。人口も減る一方。
大手企業が大規模リストラ。
日本が鬱屈した雰囲気になってしまっている一方で、東南アジア各国は急成長を見せており、未来の明るい社会に対して気持ちが惹かれるのも当然かもしれません。
脱社畜!!!
サービス残業当たり前。
上司が残業しているから定時を過ぎても帰りづらい。
「残業せずにさっさと帰るアイツは全然仕事頑張ってない。 」
日本人はみんなで足を引っ張り合ってみんなで一緒に不幸になろうとする悪い癖があります。
こういった社会から脱出して一歩外に出てみるというのは人生において良い経験になると思います。
ただし、就職先の会社にもよりますが、東南アジアであっても、日系企業に就職するのであれば、あくまでの日本企業なので、ある程度のサービス残業は必要となりますので残業ゼロになるとは思わないほうがいいと思います。
とはいえ、私は日本のIT企業も2社経験しているので比較できますが、東南アジアの会社では馬車馬のように働くような会社はほとんど無いと思います。
必要な時で、1日1~2時間程度が一般的なところではないでしょうか。これなら社畜とは程遠いですよね。
毎日の満員通勤電車が嫌だ
日本企業で働くことにおけるネガティブなものの1つとしてよく挙げられるのは通勤電車ではないでしょうか。
毎朝・毎晩、気力ゼロの顔で運ばれていく日本人達。
そしてそれに囲まれているうちに自分も徐々に同じように死んだ魚のような目になっていく。
そんな日本の満員通勤電車に嫌気が差している人は多いと思います。
一方で東南アジアでは、個々人の環境にもよりますが、最近では現地採用の人にも社用車がついたり、タクシーがとても安かったり、会社近辺に安価に住めたりするので、毎日の通勤電車から解放されるケースが多いようです。
私も会社の近くに住んでいるため、通勤は徒歩10分くらいです。
4.海外旅行が趣味で東南アジアが好き
東南アジアで働く人の中で、元バックパッカーという人は結構な割合でいます。
元バックパッカーの方は東南アジア好きが多いので、そこで住んで生活出来るだけでもとても充実するようです。
また、東南アジアの国同士は隣り合って距離的にも近く、格安航空会社も多く飛んでいるため、ちょっとした3連休などに気軽に他国への旅行が出来るのは、旅行好きにはとても嬉しいです。
東南アジア内の主要都市であれば、おおよそ往復2〜3万円程度です。
5.物価の安い国でゆったりと暮らしたい
2015年円安が進んでいますが、それでもまだまだ東南アジアの物価は日本と比べて安いです。
詳細は本サイトの国別の記事を見ていただければと思いますが、家賃に関しては、おおよそ1Kもしくは1LDK(15〜35畳)くらいで共同のジム・プール付きで5〜8万円くらいが相場でしょうか。
あまりこだわらなければ3〜4万円くらいでも探すことは可能です。
その他には、交通費(Taxi含む)・マッサージなどが特に安いですね。
ジム・プール付き物件で、Taxiにあまり気兼ねなく乗ることが出来て、酒・タバコが安い。
日本では出来ないプチ優雅な暮らしが出来るのは、仕事の疲れを癒やすにはありがたいところです。