ジャカルタショッピングモール

今回は、インドネシアのジャカルタの不動産会社に営業職として就職した経験を持つ20代女性への体験談インタビューを紹介します。

インドネシアで働くことになった経緯について

インドネシア語は会話だけならば、世界一簡単と言っても過言でない言語と言われています。

ネイティブレベルは難しいにしても、読み書きもアルファベッドなので比較的理解しやすいです。その為、英語の次に学ぶには修得しやすいと友人から勧められ、大学生時代少し勉強をしていました。インドネシアを一度訪れた時、その人々の温かさの虜になりました。

女性だと言うこともあり、大手企業で駐在員として勤務するにはあまりにも時間が読めず、一刻も早くインドネシアで働きたいと行動を起こし、気が付いたらインドネシアで働いていました。

それくらい猛スピードで転職活動をして、勢い余ってインドネシアへ行った為、もっと慎重に企業や職種選定をした方が良かった気も少ししますが、若ければ勢いで行動を起こして経験を積む方が良いとも思います。

 

インドネシアローカルの求人サイトに登録し、ICONICをメインに転職活動

カモメアジア、セルナジャヤ、Reeracoen、RGF等、様々な人材会社に登録はしましたが、ICONICの対応がもっとも早かったです。

私の場合は今すぐにインドネシアに行きたかったので、そちらのエージェントに絞って求人を探しました。

担当の方からメールが来て、スカイプ面談のスケジュールを決めました。面談は一対一なので、本当にざっくばらんな雰囲気で、自分の出来ることや業者や職種の希望を伝え、それを元に求人情報を提案して頂きました。

そして、不動産のお仕事があまりにも早く決まった為、あれよあれよとインドネシア行きが決まりました。具体的な選考方法は、スカイプ面接1回のみでした。

海外就職と聞くと、難しいイメージを持たれがちですが、やる気と勢いさえあれば、日本での転職よりもよっぽど簡単だと思います。駐在員を派遣すると1人につき1000万円かかると言われていますが、私たち現地採用はその3分の1以下で済みますし、海外志向の人が多いので良くも悪くもウィンウィンなのです。

 

インドネシア・ジャカルタでの仕事内容

年収は、日本円に換算すると200万円程度だと思います。月々の手取りが15万円程度のイメージです。

主な仕事内容は、インドネシアのアパートやオフィス、工場の仲介業務です。それに付随して、入居後のクレーム対応や新規顧客開拓のテレアポから法人訪問も行なっていました。

言葉が少しできるからこそ、文化の違いと言葉の壁にはたくさん悩まされました。例えば、インドネシアには録画機能付きのDVDレコーダーというものが存在しないらしく、USBに移せる機能付きのDVDプレーヤーになってしまいます。
基本的に、オーナー物件を駐在員の方に仲介するのが仕事なので、オーナーとの交渉次第で入居が決まります。例えば、DVDレコーダーがあればこの部屋に決めますというお客様には、オーナーに設置可否を伺い、承諾が得られたら手続きに入ります。

当時、承諾を得られたので、入居までしてもらったのですが設置されていたのはUSBにデータを移せるDVDプレーヤーで、クレームになってしまいました。

その他にも、業者が予約した時間に来ない、若しくは前日に来たなどなどは日常茶飯事でした。反面、楽しかったことも文化の違いと言葉の壁でした。私たち日本人は日本の文化を当たり前だと思っている傾向にあります。
こんな考え方もあったんだと広い視野で物事を見られるようになったことや、如何にして日本人のお客様に不快感を与えないようにスケジューリングをするのか、インドネシアの時間感覚を逆算して働くこと、また温かいインドネシア人と一緒に働けたことは本当に一生の思い出です。

インドネシアで働くのに必要な英語力は日常会話レベル

英語に関しては、それ程自信はありませんでしたが日常会話程度でしたら話せました。私の場合は、インドネシア語も日常会話程度は話せたので、職探しの際は一目置いてもらえた気はします。

日経の企業だと、英語はできてもインドネシア語が話せない駐在員の方が多いので、インドネシア語が少しだけでも出来ると有利だと思います。全く外国語が話せなくても高い年収の企業に就職出来ている方も居たので、正直話せなくても問題はないと思います。

実際に生活してみると、英語を使う機会は殆どありませんでした。強いて言えば、契約書のインドネシア語は難しくて理解できないですが、英語だとなんとなく意味がわかるので便利でした。インドネシア人の国民性として、日本の田舎のような温かさがあり、インドネシア語が話せるだけで本当に良くしてくれます。

スタッフ間のコミュニケーションも、ショッピングモールの店員さんも、道端のおじさんもそうです。そんなこんなで、インドネシア語を使う機会の方がよっぽど多く、特に今後英語圏で働く予定がない方は、少しでもインドネシア語を勉強されてから行くことをお勧めします。

裏を返せば、今後英語圏で働かれる可能性のある方で、私のように中途半端な英語力を持っている方は、英語が話せなくなってしまう可能性があります。と、いうのも英語より先にインドネシア語が出て来てしまうようになってしまうからです。

 

ジャカルタでの生活について

住んで居たのは、コスと呼ばれるサービス付きの小さなあぱーとです。主なサービス内容としては、洗濯(パンツまでアイロンを掛けてくれます)、掃除です。家賃は日本円で3.5万円程度でした。

一般的な駐在員の方は高い方だと1人で40万円の高級アパートに住まわれていたりするので、比べるとかなり安い方ですが、何一つ不自由はありませんでした。

どんなに仕事が忙しく、帰りが遅くなっても、掃除と洗濯をやってくれているので、家ではいつも暇でした。
食事は、スタッフと一緒に食べるときはワルンやカキリマと呼ばれる屋台で済ませていました。

一食100~200円程度です。営業でお客様や上司と食事に行くときは、いつも日本食レストランでしたが、現地採用は給与も安いので、特に女性だとかなり多く払ってもらえてラッキーです。

その為、収入的に生活はかなり楽でした。15万円のうち、半分くらいは貯金できていました。

日本で一人暮らしで働いていると、手取り20万円くらいでもあまり貯金ができないので、それと比べると良かったかなとは思います。

ストレスの少ないインドネシアでの仕事

インドネシアで働いてみて、世界が如何に適当なのかを身を以て経験した気がしています。行ってみると分かりますが、インドネシア人はお国柄、日本のようなストレス社会で働くことに慣れていません。

自分のキャリアに置いて、キャリアアップになった!と今はまだ自信を持って言うことはできませんが、本当に心の底から行って良かったと思っています。異文化を広く受け入れる視野が身に付き、またごく普通に流れになっている人の人生では経験し得ないことをたくさん経験出来たと思っています。

人によりますが、駐在員の方も理解力のある方が多く、現地で築いたコミュニティの方々は、退職後もとても良くしてくれています。また、インドネシア人のスタッフとは、国境を越えた大親友になれました。

綺麗ごとのように聞こえるかもしれませんが、現状に不満がある方や一度きりかもしれない人生、少しでも冒険したい気持ちがある方は、インドネシアに行って後悔することはないと自信を持って言えます!ただ、インドネシア語や現地の文化を学び受け入れる意欲だけは忘れないで下さい!