クアラルンプールのショッピングモール

今回は、マレーシア・クアラルンプールの飲食業・寿司レストランで働いた経験を持つ20代女性の体験談を紹介します。

マレーシアで働くことになった経緯について

旦那の仕事の関係でマレーシアに行くことになり、専業主婦の傍ら私もクアラルンプールの日本食レストランでアルバイトをすることになりました。

旦那は毎日仕事で忙しいですし、家にいても暇をもてあましてしまうので、時間を有効に使うためにも、職につきたかったというのもあります。

主婦業との兼業でしたので住んでいたモントキアラ地区という日本人が多く住んでいるエリア付近で求人を募集している場所を探しました。

幸運にもパートタイムの職としてすし屋のバイトを発見し採用して頂く事になりました。

マレーシアには以前留学していたこともあり、交通の便や、首都周辺の立地など知っていたので安心でした。

マレーシアは比較的治安が良いのと多くの人が英語を喋れるので、日常会話の英語が出来る方なら、飲食業などのアルバイトはできると思います。

クアラルンプールでのパートタイム求人情報は友人からの紹介も多い

仕事の探し方はいたって単純です。行きつけのお店や、仲良くなったマレーシア人の友達や日本人に、近隣でアルバイト求人をしている場所はないかと聞くことでした。

ローカルの求人サイトもいくつかあるのでそれを使って求人検索をして見つけることも可能ですが、私の場合は幸運にも紹介ですぐ良い求人が見つかりました。日本で仕事を探してからマレーシアに来たわけではないので、頼るのは人脈と地元の人の情報でした。

「絶対に働いてやる!!」という強い気持ちよりも、もし職があればチャレンジしたいという正直なところちょっと緩い感じで探していたというのもあります。

もし、絶対に働きたいと思うのであれば、日本でマレーシア求人に強いエージェントなどを使って求人情報を探してマレーシアに来たほうが良いと思います。

また、主婦の傍ら仕事をしたかったので、給料がそれほど高くなくても良いので、平日メインで働けるところというのが条件でした。

私の場合、すし屋さんを経営しているオーナと主人が友達だったこともあり、そこでアルバイトをお願いしたところ、快く引き受けてくれました。

やはり、知らない地に来ての人脈は非常に大切になってきます。

マレーシア・クアラルンプールでの仕事内容

具体的にすし屋さんでは、オーダーを頂いた商品をお客様のもとに運ぶ、食べ終わったテーブルの片付け、皿洗いのサポート、キッチン周りのサポートなど幅が広かったです。

厨房で野菜を切ったり、盛り付けをしたりする裏方作業もしました。英語力は日常会話レベルであったものの、マレーシア語や中国語しか喋ることができないお客様もいらっしゃったので、接客をすることはまれでした。

正社員といて働くというより、日本のアルバイトのような感覚で働いていたので月の給料は3万円程度でした。

すし屋さんのバイトでは、やはり日本に比べると食べ方がきたないお客様が多くてその片付けが大変でした。

また、理不尽なクレームを出してくるお客様もいました。例えば並ばれているお客様がいたのにも関わらず、先に案内しろと怒り始めたり、自分の子供がおとした食べ物を他人が落としたように見せかけて汚い!と怒鳴ってきたり。かなり憤りを感じたこともありました。

しかし、従業員の方が丁寧に仕事を教えてくれなんとか乗り切ることができました。また日本人が働いているのが珍しいのか、常連様のお客様が私に会えるのを楽しみにしてくれていました。

その人たちと会話をしたり、現地の情報を教えて頂いたことはとても楽しかった思いでがあります。これは仕事をやるうえでのモチベーションに繋がりました。そして、新鮮なお寿司を休憩時間頂けたのも非常に嬉しかったです。

マレーシアで働くのに必要な英語力

英語力に関してはトイック700点以上はありました。現在にわたっても、それと同様のレベルを維持し続けています。

面接は、友人の紹介ということもあり、英語でのいきごみ、どのくらいシフトに入れるか、すし屋で働いた経験はあるか?などのものでした。

実際に働いてみると、マレーシアなまりの英語アクセントに非常に苦戦しました。知っている単語でもアクセントが違うと聞き取りにくく、最初は何度も聞き返してしまいました。

そのため、オーダーをとるのは現地の慣れたスタッフ、私は料理を運んだり、テーブルをきれいにしたり、厨房の仕事をしたりすることが多かったです。それでも現地で働くうえでのコミュニケーションは英語になります。

従業員や社員のかたとも、コミュニケーションをとらなければなりませんので、最低ラインの英語(日常会話以上)のスキルがないと相当大変になると感じました。実際に働くと、現地のアクセントにも慣れてきますし、日本語を全く使わなくなるので英語脳になれて単語を覚えやすくなりました。

クアラルンプールでの生活について

家賃については、約8万円のマンションを借りて旦那と2人で生活していました。クアラルンプールは首都なので他の都市の平均と比べるとかなり高めのようです。

マンションには運動できるジムやプールもあったので、休日は体を動かすことも出来ました。

マレーシアでは、家の中にどろぼうが入ってお金を盗まれる事件が多発していたので、セキュリティーがしっかりしているほうが安心です。通勤は徒歩でできる範囲でしたので片道20分かけて歩いていました。雨の日はタクシーを利用していました。

食事は、スーパーで食材を買って自炊をしていました。日本の調味料も高額でしたが買うことができ、日本食をメインに作っていました。

収入は旦那さん+私の給料を合わせると、かなり楽に生活できました。マレーシアは電車やバス、食べ物、洋服など安く買うことができますし、水道光熱費も2人で節約して抑えることができます。インターネットも5000円程で使い放題のプランがあったのでそれを契約していました。

物価が安いのは住む上で大変助かったポイントでした。

マレーシア人との仕事

マレーシア人は時間にかなりルーズです。約束もしたにも関わらず破られてしまうことがしばしばありました。

しっかりと、何時に何をしたいと的確に伝えないと、それは実行されません。時間も、過ぎることがほとんどなので、余裕をもった行動が必要になります。

しかし、マイペースがゆえに明るい人が多いマレーシア人は一緒にいてとても楽しい気分にさせてくれます。また親日ということもあり、日本人が大好きな人が多いです。
日本のアニメや漫画もメジャーなようで、その話で盛り上がることがよくありました。

自分のキャリアにおいては、海外で働くことが初めてだったので、言語力の必要性を再確認し、自己学習に励むきっかけになりました。

また、日本の文化だけではなく、相手の国の文化を受け入れないと一緒に働くことはむずかしいと改めて感じることが出来ました。相手の文化や性格、価値観を受け入れて、いかに柔軟に行動していくかというスキルが身についたと思います。