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T・Oさん(32歳男性の体験談) |
フィリピンのマニラで語学学校に通いながら現地工場で働いた
私はかつて5年間ほど、フィリピンにある食品加工の機器を製造販売するメーカーのマニラ支社で働いていた時期がありました。
東京都内の私立大学を卒業して就職した食品加工の機器を製造販売するメーカーで、私は新卒の新入社員として半年間の研修を埼玉県内にあるメーカー本社で受けた後、入社半年後の10月に営業部長の方から直々にメーカーの海外支社であるフィリピンのマニラ支社への転勤を命ぜられました。 私は学生時代にインドネシアのバリ島で1年間ほどダイビングインストラクターのアルバイトをしていた経験があったものの、海外就職は初めての事であり、日本国外で働く事に当初は不安が多く、眠れない日を過ごした事もありました。 しかしとうとうフィリピンに行く事が正式に辞令として営業部長より言い渡された後は、「やるしかない」という奇妙な決意が自分の中に生まれた事を覚えています。 フィリピンのマニラ支社での勤務は会社の命により現地にあるマニラ市内の英語を学ぶ事が出来る語学学校で寄宿しながら行う事となりました。 フィリピンでの生活で一番印象的だったのは、マニラ市内の私が寄宿していた語学学校には私と同じように日本の本社からフィリピン支社に派遣されてフィリピンで働く日本人の方達がとても多かった事でした。 フィリピンの語学学校に通う日本人の人達の中には海外就職をあっせんする日本国内のインターネットの求人情報サイトでフィリピンの求人情報を見て実際にフィリピンにやってきた人もおり、海外であるフィリピンの現地の求人情報を頼りにトランク一つで日本を飛び出す人達のバイタリティに感心し、「見習わなければいけない」とフィリピンで働く日本人の人達の姿を見て刺激を受けた事もありました。 これから海外、特に東南アジアで働く事を予定されている方にアドバイスしたいのは、普段の生活ストレスの発散方法を自分なりに見つけることです。 フィリピンのマニラは楽しく生活できる都市なのですが、やはり住み慣れない海外での生活は気づかないところでストレスになっているはずです。 私の場合は、たまに日本食レストランで色々なご馳走を奮発して食べることでした。 フィリピンの場合には私は現地の語学学校に通う事により学内のカフェテリアで日本食も食べる事が出来たおかげで食事に関するストレスが無くなり現地でも頑張って働く事が出来ます。 現地では月に1度でも日本食を食べる事が出来るレストランを利用する事でより現地での生活のストレスを軽減させる事が出来、現地での勤務も長く続けられるのでは、と思います。 現地では食事に関するストレスを感じた場合にはフンパツしてたまには日本食を食べる事が出来るレストランなどを利用してストレスを発散する事をおすすめします。 |
海外で実際に働いてみて気づく「在住日本人の多さ」
T・Oさんは2006年頃から5年間フィリピンのマニラで働いていたそうです。
私がフィリピンで働き始めたのは2013年頃ですので、T・Oさんと丁度入れ替わりになった感じですね。
T・Oさんが感じられたこと「一番印象的だったのは、マニラ市内の私が寄宿していた語学学校には私と同じように日本の本社からフィリピン支社に派遣されてフィリピンで働く日本人の方達がとても多かった」とありますね。
2006年頃だとまだまだ海外就職、いわゆる「日本を自ら飛び出し、海外で就職活動をして仕事を掴みとる現地採用」が最近のように一般的ではなく、駐在員として働いている人の方がまだまだ多かった時期ですよね。
2016年の今にマニラに行ってみると、もはや駐在員よりも現地採用で働く日本人の方が全然多くなっていますから、たった10年で日本人の仕事観、海外就職の位置付けもだいぶ変わってきたように思います。
さらに10年後の2025年には、もっともっと海外で活躍する日系企業・日本人が増えてるんでしょうね。
海外で働くことに興味がありましたら、
下記の記事で海外就職の具体的な進め方を説明していますのでご参考ください。
⇒新卒から高年収まで!海外就職を検討なら登録した方がいい転職エージェント比較