カナダ移住をしてサンダーベイで日本語教師として働く日本人インタビュー

今回は、カナダで大学を卒業後にカナダ企業の本社で経理財務部門で働く20代後半女性へのインタビュー紹介です。

カナダ移住をしてサンダーベイで日本語教師として働き始めた

カナダ人と結婚し、カナダに移住する予定があったので、移住する前の半年間で静岡県にある外国人の為の日本語学校で「日本語教師育成講座」のコースを受けました。

そこで日本語教育のノウハウと実習などの課程を修了し、日本語教師の資格を取得しました。

カナダに移住後、サンダーベイ日本人コミュニティー協会で開催された新年会のイベントに参加し、そこで日本語学校で働いている日本人の教師の方と知り合いました。

自分自身、日本語教師の資格を持っている事と日本語教師として働いて行きたいことを説明し、毎週土曜日にコミュニティーセンターを借りてやっている日本語学校の仕事をいただきました。

大都市に行けば、その都市の教育委員会が開校する日本語学校や、私立の語学学校がたくさんありますが、サンダーベイは小さい都市なので、そのような機関はひとつもなく、日本語教師として働く場所を探すに苦労しました。

たまたま行った日本人コミュニティーで知り合った方からお仕事をいただけたのはラッキーでした。

 

カナダでの日本語教師の給料、待遇や仕事内容について

毎週土曜日の朝9時から12時までの3時間、サンダーベイ市のコミュニティーセンターの一室を貸しきって授業をしました。

私の受け持ったクラスは小学部のセミプライベートレッスンと高校生8~10名のグループレッスンでした。

小学部のクラスでは日本語が話せないカナダ人の子供二人(8歳と10歳)を受け持ったので、授業は英語で日本語を教えました。

まずは日本語に興味を持ってもらうことを中心に、日英表記のあるかわいい絵の辞書を見せながらあいさつの種類、果物や乗り物の名前、体の部位などを日本語で教え、ビンゴなどゲームを取り入れて授業しました。

また「あいうえお」の導入もし、毎週5個ずつ書き順などを見ながら教え、カルタを使って復習もしました。

高校生のクラスでは全員カナダ人でしたが、日本のアニメに興味をもって、すでに日本語を話せる・書ける子も多かったので、毎回テーマを決めて「ファーストフード店の店員とお客さん」などロールプレイ形式で日本語を教えていきました。

どちらのクラスに関しても、日本語を教えるマニュアルや教科書といった物が提供されなかったので、全部自分で手作りしなければならず、週一回の授業とはいえ、教材やプリントづくりに結構時間が掛かりました。

給料は週一回の授業で50ドル(日本円で約5000円弱)いただきました。

 

カナダで日本語教師として働く方法や心構えについて

カナダはとても大きな国です。

バンクーバーやトロントなどに行けばいろいろな職種が選べます。

日本語教師の仕事に関して言えば、

  • カナダの教育委員会が開校するインターナショナルランゲージの日本語クラス
  • 日本語コミュニティーが主催する日本語学校
  • 日本人の海外子女の為の日本語補習校
  • 大学の日本語学科

などがあります。自分がどのような形で日本語を教えたいかによって仕事をする探す準備は違ってきます。

いずれにせよ外国人に日本語を教えたい場合は日本で「日本語教師育成講座」などひと通り受けて資格を取得してくる必要があります。

自分は日本人だから日本語なんて簡単に教えられると思ってはいけません。

近年、日本語を子供に学ばせたいと思う親御さんも多く、あいうえおのみならず、漢字の導入などまで小学生のうちから教えて欲しいという依頼もあります。

カナダはとてもおおらかな国で、日本と比べると政府の教育方針はゆとり教育に近いです。

でもその分、興味があることしたい事にはお金を払っても子供にやらせる事が多いです。

日本語の需要が高まる中、逆に日本で働いていた経験のあるカナダ人も多く比較的日本人には友好的です。

一緒に仕事をする分には、とてもまじめでやりやすくはありますが、就業時間をきっちり守り就業時間以外はあまり働かないので残業好きの日本人とは違います。