カナダ就職をする上では、就労ビザの取得が必要になります。
就労ビザ取得サポートをしてくれる企業の求人と、就労ビザを持っているのが応募条件の求人がありますので、
自分がどのような条件のビザでカナダに滞在することになるのかを理解しておくのは大切です。
ここでは、カナダのビザについて紹介します。
カナダのビザの種類
観光ビザ・ビジタービザ
観光目的でカナダに入国する際にはビジタービザが発行される。
カナダの空港で入国の際にパスポートに押されたスタンプがそのままビジタービザとなるため、事前に取得しておく必要はなく、日本人は6ヶ月の滞在が可能となる。
ビジタービザは観光のみで、就職、アルバイト、パート含めて一切の就労が禁止されている。
尚、現地採用でカナダ就職をする際にはカナダで面接を受けることになるが、これはビジタービザで問題ない。
学生ビザ
「フルタイム」で「半年以上」カナダで学校に通う人は学生ビザが必要となる。
「フルタイム」とは、該当の学校が授業をフルタイムと呼んでいるかどうかですので、学校によって異なります。
語学学校・大学・カレッジなどが対象となります。
ワーキングホリデービザ
18歳〜30歳までを対象として、カナダで1年間滞在して、就労することが出来るビザ。
またフルタイムで半年以上の学校にも通うことが出来る。
ただ、雇用側も1年で日本へ帰国してしまうことが分かっているので、飲食店などのバイト求人が主になってしまうこともしばしば。
就労ビザ
カナダ国内で就職・就労するために必要なビザ。
カナダ就職をする人はこのビザを取得することになる。
カナダの現地採用での就職の場合、求人によって、
- 就労ビザ取得サポート有り
- 就労ビザ有りが応募条件
と2パターンあるので注意が必要。
有効期間は審査の結果によって異なり、最長で2〜3年。それ以降は延長申請が必要となる。
就労ビザ名称 | 取得条件 |
Confirmation of Offer of Employment |
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カナダはオファーの月給額や職歴の条件が無いが、他の国同様「カナダ人では行うことの出来ない職務・役職であり、該当者がその専門性を有すること」を証明しなければいけない。
カナダは失業率もある程度高いため、国内雇用を守るためにも外国人への就労ビザ発給のハードルは高くなっている。