カナダのエドモントで飲食店マネージャーとして働く体験談。カナダでの仕事の探し方やキャリアアップのコツ

今回は、日本で飲食店で働いていてカナダに移住して、現在エドモントで飲食店マネージャーとして働く40代男性のインタビューを紹介します。

カナダで働き始めたキッカケ。カナダでの転職活動方法

私は、2つの方法を駆使して現在の立場になっています。

知人の紹介・人脈・コネ

これは有効な方法で、見ず知らずの日本人をすぐに雇ってくれるほどカナダも簡単ではありません。

私は日本で色々な飲食業を経験し、そこで色々な人間関係を築いてきました。

和食の板前さんから、ケバブを焼くトルコ人まで色々いました。

日本で某回転ずしの副店長をしていた時に、知り合いの社長が、カナダにお店を増やす店舗を任せたい。と紹介をされ、カナダに渡り、新規店舗の運営を任されました。

英語は外国人のお客様で経験していて、簡単な会話は出来ましたがなかなか苦労していました。

その後カナダで4年働き、永住VISAを取得して、安定的な生活をしていたのですが、ちょっとしたすれ違いで社長と意見が合わなくなり、辞めてしまいました。

その後、貯金で生活しながら、バンクーバーで仕事を探していました。

 

人材紹介サービスでも現地採用求人は沢山見つかる

人材CANADAというサイトを利用してカナダでの転職活動を進めました。

日系の会社で親身に対応して頂き助かりました。

ここは飲食店の募集が多いようで、今までの経験を生かすことが出来ると考えました。

日系の寿司屋からローカルのハンバーガー屋さんやピザ屋など色々ありました。

カナダに住んで4年間。ある程度英語にも自信を持って来たので、日系の飲食店では無くカナダやアメリカの飲食店にしようと決めていました。

色々な会社やお店を紹介して頂き、ここはこのようなお店なので等の面接対策も、担当の方からしていただきました

そのおかげでアメリカ系のレストランのマネージャーとして就職が決まり、エドモントで働きはじめ、今に至っています。

 

カナダの飲食店マネージャーとして働く給料、待遇や仕事内容について

現在の年収は8万カナダドル(約640万円)程度です。

日本にいる時より多くもらっています。

ただ、カナダでは残業も少なく、住宅手当や通勤手当も無いため、全てを比べると日本での給料と大差ないです。

 

また税金も日本より少し高く、全体的に見ると少なくなった感はありますが、毎日本当に楽しくストレスが無いので後悔はしていないです。

仕事内容は、部下の管理とお金の管理です。

今のお店は高級と中級の間くらいのレストランで、上級のサービスが求められます。

カナダ人向けのサービスに日本式のサービスを組み合わせて、新たなサービスの形を模索する日々です。

 

また従業員は国際色豊かで、アジアからアラブまで色々な人種がいるためサービスの文化を教えるのが一番大変です

日本と違い、部下にお金の管理をさせると盗んだり、ごまかしたりが怖いので、全て私が管理しています。

私がミスしたなら責任を取りますが、部下が盗んで私が責任を取るのは一番嫌なのでそうしています。

 

大変だったことは、言葉の壁と文化の壁です。

カナダは移民が多い国で、英語を話せていますが、各人種ごとに特徴があり、なかなか伝わらないのが実情です。

私の英語力もジャパニーズイングリッシュに近かったので、カナダ人とも時々言葉の壁に当たります。

また、文化や宗教が違うのは今でも大変です。イスラムやヒンドゥーなど、未知の宗教でしたので。

 

楽しかったことは、やはりみんなでお酒を交わすことです。

カナダの法律で休みを取ることを推奨しているので、当店でも週1で休みとなります。

夏休みで従業員の家族がいる時などは、従業員の家族も集めてバーベキューをすることもあり、その時はとても楽しい気持ちで、やっててよかったと思えます。

 

カナダの飲食店で働くのに必要な英語力

カナダに渡った当初は、動詞を連呼したり、名詞を連呼したりと、散々な英語を使っていましたが、今ではある程度仕事の会話は出来るまで英語力が伸びています。

しかし、仕事が忙しく英会話教室に行けなかったので、普段使わない英語を言われると、よくわからない時がまだまだあります。

今の仕事先を見つける時に、色々な会社と面接をしましたが、そこでも色々な事を聞かれて苦労しました。

やっぱり日系のお店じゃないとダメかなと不安になる事も多々ありましたが、一生懸命伝える気持ちがとても大事で、少し分からない単語でも、違う似た単語を使って伝える姿勢を示せば、相手も分かってくれます。

逆に分かってくれない所では働かないほうが良いでしょう。

実際に今のお店で働いてみて、アジア・アラブ・ヨーロッパ・南米など色々な人種の人が色々な発音の英語を使うので、最初は慣れないことが多かったです。

それでも、諦めず伝えようとすることが大事です。

よく日本人は伝えるのを諦めてしまい、何も伝わらず失敗することが多いですが、英語が不安でも知ってる英語を使って伝えようとする気持ちを持っていれば大丈夫です。

 

カナダのエドモントでの生活水準。家賃や生活スタイルについて

今は、レストラン近くのアパートに住んでいます。

歩いて8分くらいなので交通費もかかりません。

家賃は9万円程度で、1LDKです。エドモントの相場では少し良い物件のようです。

食生活は、結構ジャンクフードばかり食べています。

カナダもアメリカと同じハンバーガーとピザの文化ですので、たくさんのファーストフード店があり、それも安い値段でたくさん食べれるので仕事終わりにビールを飲みながらピザを食べている時が一番の至福な時間です。

家に帰れば少し野菜のサラダも食べますが、ファーストフードの舌に慣れてしまった私はいつもピザかハンバーガーです。

生活は日本よりも余裕がある生活をしています。

金銭的にはあまり変わらないですが、精神的にはとても余裕があります。

満員の通勤電車にも乗らなくていいのがとても大きいですね。

ストレスや通勤での疲れが無いので、休みの日も、日本では寝てる毎日でしたが、カナダではカフェに行ったり、友達の家でホームパーティーをしたりと、とても毎日が充実しています。

 

ストレスが全く無いカナダでの日々。日本で働くのが辛いなら自らチャンスを作って海外に出て欲しい。

カナダと日本では全てのことが違うと感じますが、仕事の本質だけは変わりません。

一生懸命みなさん仕事をし、サービス精神も豊かでたくましさもあります。

移民が多い事で、カナダで成功するんだ!という意気込みでみなさん来られるので、私としても鍛え甲斐があります。

その点は日本よりも面白いかもしれません。

しかし、生活はとてもゆったりと時間が流れています。

時々道ですれ違う人でも、ハーイ!と声をかけ、雑談したり。

店員さんにも、ありがとう。と言ったり、日本のイライラしてる雰囲気が全くありません。

マネージャーとして飲食店で働いていても、クレームはほとんどありません。

皆さん人の気持ちになって考えられる人ばかりで、日本人のような自己中心的な考えの人は少ないです。

 

確かにカナダ人は日本人と比べると真面目さは少ないかもしれませんが、親切さは日本人より確実に多いと感じます。

私がカナダでキャリアを積み重ねて感じたことは、日本人は世界にどんどん羽ばたいてほしいということです。

私はふとした紹介でカナダに来ましたが、今では日本に帰りたくないほどカナダが好きになりました。

日本では絶対経験出来ない事が世界にはたくさんあります。

日本の人達は今の生活に不平や不満を口にして、政治のせいにしますが、自分で何も出来ない人だから不平不満を言う事しか出来ないのです。

それなら自ら行動して、新しい地で勝負するくらいの気持ちを持ってほしいと思っています。

確かに日本は安全で良い国ですが、世界にはテレビでは分からない楽しい国や地域がたくさんあります。

是非最初は大変であっても海外で生活し、キャリアを積み重ねて欲しいです。私もたくさんの同志が成功していくのを見たいです。